肉骨粉設備

肉骨粉は栄養価の高いたんぱく質飼料資源です。それは家畜の飼料の動物性タンパク質源として使用でき、現在我が国の飼料産業で広く使用されています。

動物の屠殺後の食用にならない残骸や、食肉缶詰工場や食肉加工品から出る残りのミンチ肉、内臓、雑骨などを原料として製造する工程です。高温蒸し殺菌、圧搾脱脂、乾燥、篩い分け、粉砕、冷却を経て製品となります。

肉骨粉の製造工程では、肉骨粉設備を使用する必要があります。原料はまず粉砕機に送られ均一なブロックに粉砕され、その後スクリューコンベアにより連続的に均一に蒸し器に送られます。間接蒸気加熱後、調理された原料は直接プレス機に送られます。二軸スクリューの押し出しにより、ジュースがフィルターから漏れ出てジュースタンクに流れ込みます。たん白湯加熱器で加熱された後、三相横型遠心分離機に送られ、固液液分離が行われます。固相肉残渣は肉骨粉の加工・乾燥工程で再利用され、ディスクセパレーターや沈殿槽による高速遠心分離や自然沈殿により油分が得られ、より純粋な油製品が得られます。原油は原油製品として出荷できます。三相水平遠心分離機とディスクセパレーターによって分離されたタンパク質水には水溶性タンパク質が豊富に含まれているため、乾燥のためにポンプで戻され、肉骨粉の収量とタンパク質含有量が増加します。含水率約50％のプレスケーキはスクリューコンベアで乾燥機に送られ、余分な水分が蒸発します。粉ふるい機で肉や骨などの不純物を取り除いた後、粉砕機に送られて粉砕され、粒度の揃った肉骨粉が得られます。最後に、風冷水冷機に送られて冷却されます。肉骨粉は室温まで冷却した後、最終計量・梱包を行って出荷可能です。